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詰め物・被せ物

審美歯科とは

審美歯科とは
審美歯科は、単に見た目の美しさを追求する治療だけでなく、機能性や健康面も考慮した歯科治療の一環です。特に近年では、金属アレルギーの問題が注目されており、セラミックなどの非金属素材が多く使われるようになっています。審美歯科の目的は、正しい噛み合わせを維持しながら、口元の美しさと健康を両立させることです。審美歯科では、患者様一人ひとりの希望を尊重しながら、歯や口周りの問題を改善し、健康的で美しい口元を作り出します。金属アレルギーがある方や、美しい口元をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

保険の銀歯のリスク

むし歯が再発しやすい

従来の保険治療で使用される銀歯にはいくつかの問題があります。その一つが、むし歯の再発リスクです。銀歯は電位を帯びやすいため、口腔内の細菌が集まりやすくなります。また、銀歯自体は歯に直接接着しないため、セメントの脱落が起こりやすく、隙間ができやすいです。この隙間に細菌が入り込み、むし歯の再発につながります。

耐久性が低い

銀歯は耐久性においても問題があります。銀歯の金属は時間とともに腐食し、金属イオンが溶け出します。この腐食によって銀歯の表面が劣化し、かみ合わせの力で歪みが生じやすくなります。統計によれば、銀歯の平均使用年数は7年程度とされていますが、これは他の素材に比べて短い期間です。

金属アレルギーのリスク

金属アレルギーのリスク
銀歯を長期間使用することによって、金属アレルギーのリスクが生じる可能性があります。特に銀歯に含まれるパラジウムなどの金属は、イオン化しやすく、体内に吸収されやすい傾向があります。金属が溶け出すと、アレルギー反応を引き起こす原因となり、皮膚や口内に炎症を引き起こすことがあります。金属アレルギーを避けたい方には、セラミックなどの非金属素材が推奨されます。

セラミック治療のメリット

白く美しい見た目

審美的な見た目に関して、セラミックは非常に優れた素材です。保険適用の銀歯やレジン(医療用プラスチック)は、時間が経つと変色や摩耗が生じることがあり、見た目に違和感を与えることがあります。一方、セラミックは天然の歯と見分けがつかないほどの美しさと自然な仕上がりが特徴です。特に前歯や目立つ部分の治療において、審美歯科で使用されることが多く、見た目を重視する患者様に適しています。

歯を削る量を軽減

銀歯を装着する際、歯を削る量が多くなることがよくあります。これは、銀歯の精度が低いため、適合させるために余分に削る必要があるからです。しかし、セラミックの場合、強度があり薄く作ることができるため、歯を削る量を最小限に抑えることが可能です。健康な歯をできるだけ残しながら、審美的な治療ができる点が大きなメリットです。

むし歯の再発を抑止

銀歯は温度変化によって変形しやすく、歯との間に隙間ができることでむし歯が再発しやすい欠点があります。しかし、セラミックはこのような変形が起こらず、接着方法も異なるため、隙間ができにくいです。結果として、セラミック治療を受けた歯はむし歯の再発リスクが低く、長期にわたって健康な状態を保つことが期待できます。

詰め物・被せ物の種類

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、強度と審美性を兼ね備えた素材です。ジルコニアという硬くて耐久性のある素材で裏打ちされており、セラミックの美しさを維持したまま、強度を高めています。このため、前歯の治療にも奥歯の治療にも幅広く使用されます。金属アレルギーの心配もなく、むし歯の再発予防にも効果的な治療法とされています。

フルジルコニア

フルジルコニア
フルジルコニアクラウンは、ジルコニアのみを使用して作られた被せ物です。耐熱性や耐久性に優れ、特に強度が求められる奥歯の治療に適しています。審美的には透明感がやや劣るため、前歯にはあまり使われませんが、奥歯の治療においては非常に効果的です。また、セラミック治療の中でも比較的リーズナブルな選択肢であるため、コスト面でも患者様にとってメリットがあります。

e-max

e-max
e-maxはニケイ酸リチウムガラスセラミックという次世代素材が使用されており、非常に高い耐久性と強度を持っています。e-maxは変色やすり減りがなく、長期間にわたって美しい見た目を保つことができます。また、審美性も高く、天然歯に近い色調で仕上げることが可能です。

ゴールド

ゴールド
ゴールドは、古くから使用されている歯科治療素材で、主に奥歯の詰め物に使用されます。金合金の柔軟性とフィット感により、むし歯の再発を抑制する効果が期待できます。また、噛み合う歯に対して負担が少ないため、長期的に使用してもトラブルが少ない素材です。ただし、金の色が気になる方や金属アレルギーが心配な方には向いていない場合があります。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングは、歯に直接レジン素材を盛り付けて形を整える治療法です。セラミック粒子を含んだコンポジットレジンを使用することで、天然歯に近い色調や形状を再現することができます。特に前歯の隙間や小さな欠け、変色部分の修復に効果的で、審美的な改善が期待できます。また、この治療法は比較的短時間で完了するため、患者様の負担も少ない点が特徴です。

ホワイトクラウン

ホワイトクラウンとは、金属を使わずジルコニアのみで作られたかぶせ物のことです。強度が高く割れにくいですが、色調のバリエーションが少ないため、審美性をあまり重視しない奥歯に適しています。金属アレルギーの方や、銀歯が気になる方、費用を抑えつつ美しい歯を求める方におすすめです。

詰め物・被せ物の治療後も
定期検診へ

詰め物・被せ物の治療後も定期検診へ
セラミックなどの詰め物や被せ物を長く美しく保つためには、定期的な歯科検診が推奨されます。歯磨きやフロス、歯間ブラシを使った適切な口腔ケアを行うことで、詰め物の劣化やむし歯の再発を防ぐことができます。また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、ナイトガードの使用を検討することが推奨されます。これにより、治療後の歯や詰め物の寿命を延ばし、健康的な状態を保つことができます。

予防歯科

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